本日より名実共に新年度入りした東京市場、朝から堅調な動きで一時138円高まで付けたが上値の重さから一転引けにかけては前場買った分だけ投げる動きとなって259円安の17.028円引け、先物出来高13万0.504枚の大商いで17.030円の終りとなっている。本日の相場に於いて、出来高23億3.800万株で売買代金2兆8.762億円いずれも大商いとなっている点、外人買いが久々に230万株の買い越しとなっている点、更に相場の中身に於いて新たな流れの上昇に依って前場上げてかつての流れの下落に依って後場下げるというそれぞれ流れの動きからの全体相場への影響に注目である。新年度入りと共に相場は新たな局面に入り中身に於ける中心の流れも切り替えるべく大きく動いて来たという所である。
新年度初日の相場は結局下落となったが相場の中身に於ける前場後場の質の違いとダウ17.000円の節目を守った点が大いに注目される事になる。相場は柱となる流れを新旧完全に切り替えると共に新たな上昇に入る事なるであろう。ここはその流れの切り替えを見極める事が重要である。