2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

東証1部の売買代金が活況の目安とされる3兆円に迫り、新興市場ではヘラクレス指数が1000台を回復するなど、相場に活気が出てきている。とはいえ、日経平均が14000円を目前にして失速するところを見ると、短期的な過熱感や戻り待ち売り圧力の強さは否めない。…

日経平均は2月27日以来、約2ヵ月ぶりに14000円台を回復する場面もみられた。東証1部の売買高は約2週間ぶりに20億株台を回復、売買代金は2兆8265億円(前週末比15.4%増)と膨らみ、2月20日以来(SQ算出日を除く)の高水準。活況の目安とされる3兆円には届…

来週は波乱含みの展開となりそうだ。日経平均は心理的な節目の14000円台を回復すると、2月末に付けた直近の戻り高値(14105円)の更新も視野に入る。ただ、短期的には過熱感を示唆する指標も散見されるだけに、再び外部環境が悪化すれば利益確定売り機運が高…

きょうから3月期決算企業の本決算が本格化したが、厳しい船出となったようだ。取引時間中に決算発表したファナック、JSRなどは、今期見通しが市場予想を下回ったことで売り込まれ、JFEに至っては今期見通しを示すことが出来なかった。鉄鋼大手は、未曾…

日経平均は心理的な節目の13500円割れから切り返すなど、押し目買い意欲の強さは感じられた。その反面、前日高値を上回る場面もありながら、大引けにかけて伸び悩んだのは短期的に高値警戒感も根強い証拠だろう。米国株式相場の上昇がやや一服となってきただ…

日経平均は心理的な節目の13500円を寄り付き段階で上回ったが、上値を積極的に追う展開とはならず、やや不完全燃焼に終わった。日中値幅は99.67円に留まり、4月16日(110.36円)を下回って今年最低で、100円割れは昨年12月27日(92.80円)以来、約4ヵ月ぶり…

日経平均は3日続伸で、4月7日に付けた直近の戻り高値(13485円)を上回ったが、13500円回復は、またもお預けとなった。トヨタや鉄鋼大手の今期減益報道などに反応しなくなり、悪材料出尽くしたと見る向きも増えているようだが、安易な楽観論は禁物だろう。上…

日経平均は3日ぶりに終値ベースで13000円台を回復したが、日中値幅は110円、後場に限れば僅か52円と方向感に乏しい展開。インテル効果でGlobexが大幅高だったことを勘案すると、不完全燃焼の感は否めない。物色面では、年初からの下落が大きい内需関連が相場…

日経平均は反発したとはいえ、前日下落分の2割弱しか戻せず、心理的な節目の13000円も奪回するには至らなかった。上昇の牽引役となった鉄鋼、銀行、不動産などの上昇を見る限り、売り方の買い戻しの色彩が強そうだ。むしろ、井筒屋、丸善など往年の仕手株が…

14日の東京市場は大幅反落。米国株安を受けて朝方から大きく売り込まれ、終始売り優勢となった。業種別では、値上り業種は鉱業のみで、証券、不動産、医薬品、電気機器などが大幅安。売買代金上位は、みずほ、武田薬品、三井住友、三菱UFJ、三菱商事、任…

来週は波乱含みの展開となりそうだ。今後の相場動向を占う意味で注目された日経平均の週末終値は、4月限SQ値(13129円)を大幅に上回った。SQ値を上回る(下回る)と翌週以降の相場は上昇(下落)する傾向がみられるだけに、来週は強含みの展開を期待し…

日経平均は心理的な節目の13000円を割り込んで取引を終えた。企業業績に対する警戒感が燻るなかで、NY原油が3週間ぶりに史上最高値を更新、為替相場が100円台に突入、米金融大手の損失拡大懸念など、外部環境が悪化している。「悪材料出尽くし」など、月初…

日経平均は買い一巡後に伸び悩み、先物主導で下落。日足が2日連続の陰線を記録するなど、明らかに潮目は変わった。終値ベースで13000円割れを回避したことで、日柄調整との見方もできるが、3月中旬から続いたミニリバウンド相場は終焉を迎えた可能性が高そう…

日経平均は心理的な節目の13500円を手前に小休止。3月中旬の年初来安値から約3週間で1600円強、新年度相場入りして900円弱上昇していたことを勘案すれば、当然の一服だろう。とはいえ、懸念材料は多数ある。まず、寄り付き前の外資系証券の注文動向をみると…

日経平均は2日に付けた直近の戻り高値(13389円)を更新し、心理的な節目の13500円を回復が視野に入った。足下で戻り歩調が続いているが、とりわけ下値の固さが目立つ。3月17日に年初来安値をつけて以降、きょうまで14営業日あるが、そのうち実に12営業日の…

来週は波乱含みの展開となりそうだ。名実ともに新年度相場入りし、日経平均は金融不安の後退を背景に戻り歩調を強めているだけに、心理的な節目である14000円台を目指す展開を期待したい。とはいえ、東証1部の売買代金は活況の目安とされる3兆円には遠く及ば…

3日の東京市場は大幅続伸。前場もみ合いから、為替の円安進行を手がかりに後場一段高となった。業種別では、保険、鉱業、水産・農林、証券などが値上り率上位。その一方で、輸送用機器、その他製品、小売、食料品などが軟調に推移した。売買代金上位は、みず…

日経平均は、年初来3番目となる上げ幅を記録しての高値引け。約1ヵ月ぶりに13000円の大台を回復し、25日移動平均(12778円)をも上回った。3月末の戻り局面では、13000円及び25日移動平均が上値抵抗ラインとして意識されていただけに、今後はこれらが下値支…

4/1 16:59 新年度相場は厳しい船出 名実ともに新年度相場入り。新規資金の流入が期待されたが肩透かしに終わった。東証1部の売買代金は前日比2.3%減の2兆886億円、売買高は8営業日連続の20億株割れ。昨年の新年度相場初日は、売買代金が前日比25%増だった…