昨日のNY市場はイラン問題に軟化の兆しが出て来た事と住宅販売問題にも明るい見通しが出て来た事を背景に寄り付きから大幅上昇、ダウ128ドル高ナスダック28p高シカゴ先物も17.445円引けと終始堅調な動きとなっている。
これを受けた東京市場は昨日の動きの良さも相まって156円高で始まり一時は332円高まであって大引け300円高の17.544円、先物も9万9.839枚の出来高で310円高の17.580円引けと上昇相場に加速が付いて来た。昨日触れた通りここ数日の大量の売りが買い戻しに入った事がこの動きの背景であり、毎度このパターンで上値を抜けて来た相場である。また、折から買い物が目立つ寄り付き前外人動向も本日は買い1.170万株と久々にまとまった量になって来ている点にも注目である。この相場は定期的に多少の押し目を入れつつ上げ続ける長期の上昇相場であり、当面はその押し目に於いて入る大量の売りが買戻しに入る事で力強く上値を抜く踏み上げが質の相場が続くという事である。
本日の力強い上昇は文句無しであり相場の中身に於いても様々な流れが動き出す理想的な相場付きとなって来た。つい最近まで心配された世界同時株安懸念は今や世界同時株高期待となって再び取り残されたのは売った連中だけである。今後とも何かに付けては弱気材料が出て来る事になるが長期的な上昇相場である事を頭に入れて振るい落とされる事の無い様強気で臨む事が大切である。
06年度の新車販売は、05年度よりも8.3%の減少。とくに今回は若年層の減少と結びつけて報道されています。94年には998万人いた20歳〜24歳が、06年には731万人まで減っている。20代前半の若者が23%も減れば、クルマだけでなく他の分野への影響も大きいでしょう。80年代までは若者を消費の中心と考える人も多かったんですが、人口が減っていれば、どうしても商売としては厳しい。