本日の東京市場は昨日の大幅高に対する一服の動きでダウ79円安の17.664円引け、先物は6万3.164枚の出来高で17.690円の終りとなっている。しかし、相場の中身は依然として強く先物も現物も終値が寄り付きを上回っている点、一部市場の新高値銘柄が昨日82銘柄に続いて本日も55銘柄となっている点、更にこの新高値を付けた銘柄の業種に機械と電機が目立っている点に注目である。相場は既に方向性とその中身を決定付けており、本日の下落はあくまで全体相場の一服であって相場そのものの強さも流れも変化はないという事である。引き続き相場は上に変わり無しであるが、どの流れを相場の柱として読み取るかが重要な場面である。