本日の東京市場、2月の機械受注は前月比5.2%減と予想を大きく下回った事と為替に於ける円安ドル高ユーロ高を背景に終始小幅な揉み合いとなって大引けもほぼ変わらずの17.670円5円高、一方先物は5万7.699枚の出来高で現物に対して30円順ザヤの大引け17.700円10円高しかも本日は寄り引け同値の終りとなっている点に注目である。相場は「明けの明星」下値用無しの形となっており、明日から13日のSQに向けて大量に入っている売りのロールオーバー商いが入るだけに先物を中心に売り方の買戻しから始まる踏み上げ相場が再来するものと筆者は見る所である。
この所の相場は目先の動きに一喜一憂していては乗れない事が最大の特徴である。一般的に「下落に入る」と判断される様な動きをさせておきながら結局上げ続けているだけに各注目銘柄いずれも目先の動きに惑わされる事無く確実に大幅な値幅を取るべく腰を据えて取り組む王道のスタンスで取り組む事が大切である。