SQの本日をどの様に通過するかが注目された東京市場、買戻しを中心に88円高で始まり高値122円を付けるまずまずの形でSQ商いを終えた前場となったが後場に入って先物に大量の売り物が入った事から一転213円安まで下げて176円安の17.363円引け、一方の先物は10万6.909枚の出来高で120円安17.400円の終りとなっている。
本日の相場全体についてはSQ通過後改めて売り叩くという予想外の大幅下落となったが中身に於いては次の相場へ向けた新しい流れが次々と出て来ているだけに指数的な下落であって相場は進展している点に注目である。昨日触れた通りこの様な状態は以前にもSQの前後に見られた動きであるが力で人為的に指数を動かしても後々相場本来の動きに沿う結果となってここまで来ている。最近の一部外資証券の相場観を以って取り組んでいるとは到底思えない東京市場をオモチャの様に扱う態度に筆者は強い憤りを覚える所であるが、東芝ソニーを始めとする相場の柱の上昇と相場の前向きな進展に対して2日間続けて入った大量売り叩きは完全に相場本来の動きに逆らった動きであるだけに必ず大きな反動を生む事になる。ここで再び「一瞬負けても最終的に勝つ」を胸に来週の相場に期待する所である。それでは、また来週。 追伸、本日も先物売り一位はクレディスイスである。