本日の東京市場、今年最大の上昇幅となった昨日のNY市場の強い動きを受けて全般的に買い先行で始まったがやはり日銀政策決定会合に対する様子見気分が強く終始17.850円を中心とする小幅な揉み合いとなって大引け109円高の17.842円、一方の先物は6万4.567枚の出来高で17.900円高値引けに加えて現物に対して約60円順ザヤの終りとなっている。
いよいよ明日を以って今週一週間相場を不安定にさせて来た不安材料が解消する事に依って相場は大きな変化を迎える事になる。折から解説の通り筆者は選挙前の利上げは無いと見るものであり、我が国の現在の金利は異常に低くいだけに仮に利上げとなっても正常化への前向きな動きとして受け止められる事になる。つまり、どちらにしてもハッキリする事が現在の相場にとっての大きな好材料となるであろう。本日の先物の約60円の順ザヤと高値引けは相場の先高を示すものであるだけに今後の相場に大いに期待である