昨日の東京市場、昨日までの6連騰及び新高値に対する達成感とシカゴ225先物の18.225円引けを背景に売り先行の62円安で始まったが安値147円安から大きく戻して大引け51円安の18.188円、先物は9万9.267枚の出来高で現物に対して約30円順ザヤの18.220円高値引けで今週を終えている。本日は久しぶりに一服の一日となっているが、それでも大引けは寄り付きを上回って昨日触れた「朝安引け高」を保っている上に先物は相変わらずの順ザヤで高値引けとなっている点に注目である。これで来週早々踏み上げを伴った新高値更新は約束されたも同然という事である。
それに付けても相変わらず市場は弱気が増えやすく、国内から海外、それが無ければチャートやテクニカルと次々不安材料を引っ張り出す動きが目立っている。危機管理としてある程度警戒する事は大切ではあるが、必要の無い事まで過剰に心配する現在の市場はただ単に臆病者である。しかし、相場は大衆を裏切り続けるものであり弱気が多ければ多いほど踏み上げとなって上昇し続ける事になる。本当に警戒すべきは大半が強気になった時であり、この新高値が証明する通り当分は強気一貫が正解である。
フィラデルフィア半導体株指数高などから、SUMCO(3436)、アドバンテスト(6857)、三益半導体工業(8155)などの半導体関連株が上昇。
 目立った銘柄では、「産業技術総合研究所川崎重工業 (7012)などと建設作業用人間型ロボットを開発した」ことが好感された川田工業(5931)を始め、UBS証券が新規に投資判断「Buy2」としたサトー(6287)、日本橋に本社を構えるイワキ(8095)などが人気化し上昇。
 その他、コスモ証券が新規に投資判断を「B+」とした東京鐵鋼(5445)、HSBC証券が投資判断を「オーバーウエート」とした日阪製作所(6247)なども上昇。JFE商事ホールディングス(3332)、トーカロ(3433)なども買われております。
個別では、「ザラ場の銘柄情報」でピックアップした銘柄からマネーパートナーズ(8732)、インタートレード(3747)がストップ高まで買われた他、アライヴ コミュニティ(1400)、タケエイ(2151)、幼児活動研究会(2152)、セーラー広告(2156)などがストップ高まで上昇。
 また、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(4815)、ジェイホーム(2721)、イーコンテクスト(2448)なども幅のある上昇を演じ、『特別会員銘柄』からは、スタイライフ(3037)、ファンコミュニケーションズ(2461)が暴騰いたしました。
ピックアップ銘柄からは、ネットエイジグループ(2497)、メディア工房、ピクセラ(6731)に続き、本日は、インタートレード(3747)、ファンコミュニケーションズ(2461)が暴騰いたしました。
 来週は、まだ上げていない銘柄からブイ・テクノロジー(7717)、バリューコマース(2491)など。また、暴騰銘柄の暴落後の反発狙いでアドウェイズ(2489)をマーク。その他、反発出遅れ銘柄からメディアグローバルリンクス(6659)をマーク。東証1部のニイウス コー(2731)の上昇も期待しております。