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本日の東京市場はＮＹに於けるＦＯＭＣの無事通過及び「景気は穏やかな拡大継続」とのバーナンキ氏の発言とシカゴ225先物の17.7790円引けを背景に朝から先物を中心に大量の買戻しが入って一日を通して踏み上げる明るい相場付きとなっている。ダウは寄付きから78円高と18.000円台に乗せて始まり高値212円高を付けて大引け206円高の18.138円、先物は出来高10万3.518枚の大商いで現物に対して約20円順ザヤの18.160円引けである。
相場の中身を見る意味で出来高上位に注目である。ここ数日の全体相場の押し目の場面に於いてはボロ株の大商いが目立っていたが本日で完全に折からの大きな流れにある銘柄群と入れ替わっている点である。これ等の商いを伴った強い動きが本日の一日を通した芯のある上昇の基礎であり、それぞれテーマを持った大きな流れを柱とする良質な次の上昇波動に入ったという所である。また、来週から始まる7月相場は大荒れとなる二日新甫であるに加えてこの新しい上昇波動に入る為の一昨日までの押し目の中で相当に売りを誘い込ん来ただけに上へ荒れに荒れる大踏み上げ相場となるであろう。ひとまず選挙近辺まで大いに期待して強気で臨む所である。
6502/T
7202/T
5401/T
5405/T
9123/T
8002/T
7011/T
2768/T
7201/T
9104/T
8585/T
7211/T
6701/T
6501/T
5009/T
7004/T
9132/T
7013/T
6702/T
5631/T
6453/T
7203/T
5406/T
4004/T
1808/T
8604/T
1813/T
9107/T
8031/T
7012/T
5407/T
8058/T
8404/T
9531/T
週末金曜日、本日の東京株式市場は堅調に推移しております。円安基調の為替や長期金利の低下などを好感。先高感の高まりから買いが広がりました。
個別では、バルチック海運指数高から海運株が反発。「ザラ場の銘柄情報」で動き出した場面でピックアップさせて頂いた共栄タンカー(9130)が＋54円の531円と暴騰し東証1部上昇率ランキング2位となった他、太平洋海運(9123)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)、乾汽船(9113)などが上昇し、東証の業種別株価指数で海運は値上がり率トップとなっております。
また、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、スズキ(7269)など自動車株や、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)、三菱商事(8058)など大手商社株も上昇。新日本製鐵(5401)、住友金属工業(5405)など鉄鋼株や、住友金属鉱山(5713)、三菱マテリアル(5711)、東邦亜鉛(5707)など非鉄金属株も買われております。
クレディスイス証券が目標株価1,200円に引き上げた東芝(6502)が＋40円の1,075円と上昇し年初来高値を更新した他、ソニー(6758)、ＮＥＣ(6701)、京セラ(6971)、富士通(6702)などハイテク株も堅調。三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)など不動産株もしっかりです。
目立った銘柄では、暴騰後にもみ合いが続いていたツカモトコーポレーション(8025)が再上昇。「ワンセグを受信するための最小のＬＳＩを開発した」との報道からメガチップス(6875)が上昇した他、アコーディア・ゴルフ(2131)、パシフィックゴルフグループインター(2466)、インボイス(9448)、ネットワンシステムズ(7518)なども買われております。
個別では、イー・レヴォリューション(4233)、オリコン(4800)、フォトニクス(7708)がストップ高まで買われた他、デジタルスケープ(2430)、タケエイ(2151)、アイレックス(6944)、ミマキエンジニアリング(6638)などが幅のある上昇を演じております。
提案銘柄からは「特別会員銘柄」から本日買いの日本一ソフトウェア(3851)が暴騰し＋28,000円の295,000円、JASDAQ市場上昇率ランキング4位にランクインいたしました。
さて、ＥＴＦの配当取りなどもあることながら予想以上の強い動きで日経平均株価は18,100円台に戻してきました。本日は東証1部の主力株や商社株に短期資金が向かったこともあり新興市場の動きは弱く、下落銘柄が目立っておりました。
来週よりいよいよ7月入りとなります。7月は「二日新補」となりますので「上」にも「下」にも動きは幅が出そうですね。その上下動を見極めながら上手に取っていきたいと思っております。
来週は、暴騰後調整が進んでいる富山化学工業(4518)に再人気化が期待されますし、新興市場では日本エス・エイチ・エル(4327)、レイコフ(8941)など高成長・割安銘柄をじっくりスタンスでマークしていきます。
